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2011年6月29日

消費者金融の歴史~サラ金から始まり、発展した。

Filed under: 消費者金融 — admin @ 12:01 PM

歴史ものをかいてみた。
結構時間かかったなー。

1:サラ金の始まり

業者が個人への小口融資を行うのはかなり昔から行われていたようです。
また昔から日本には「質屋」がありました。物を持っていってお金に換えるところですね。
金融機関が個人への融資を行ったのは、1929年の日本昼夜銀行等による小口融資が始まりといわれています。
1930年7月からは三井銀行で三井系の会社銀行員に限って融資を行っていたようです。

しかし、太平洋戦争による経済・社会の戦時体制への移行により、この流れは一度途切れてしまいました。
太平洋戦争が終わったのが1945年。その後は産業を復興させるための資金を優先的に回すため、個人への融資は行われていませんでした。
日本の経済が復興し、落ち着いてきた1955年過ぎには中小金融機関が個人への融資を始めました。それに続く形で都市銀行も個人への融資に乗り出し、ブームのような現象が起きました。

また、物があふれ物の価値が下がる中で質屋の経営が成り立たなくなり、廃業していきました。
そのような中で、現在大手といわれている消費者金融会社が次々と創業され、サラリーマンへの小口融資(いわゆるサラリーマン金融・サラ金)が行われるようになりました。(過去に問題になった例
これが消費者金融の始まりになります。


2:サラ金と信用情報機関
先ほども書いたように、消費者金融の多くは1960年頃に設立されました。
1959年に北九州で三洋信販(当時:山洋商事)が創業。1960年には大阪でアコム(当時:丸糸呉服店)、1962年にプロミス、京都では1967年にアイフル(当時:松原産業)が、東京では1966年に武富士が創業を始めました。

創業を始めた当初から融資を行う個人とはサラリーマンの利用者が中心だったために『サラリーマン金融、サラ金』といわれ、急速に拡大していきました。
急速に消費者金融業界が発展する中、1969年には業界の健全な発展を目的として、大阪の業者11社が集まってJCFA(日本消費者金融協会)が設立されました。
その一方で過度な借入をして返済が出来なくなる利用者も出てきてしまいました。
そこで、JCFA(日本消費者金融協会)に研究会を設置して利用者の信用情報の共用を目的とした信用情報機関を誕生させました。1972年大阪で誕生した(株)レンダースエクスチェンジが日本初の信用情報機関です。

各業者が利用者情報を共有することで、審査を行う上での参考にでき、貸し倒れに陥る利用者を未然に防ぐことを目的としたもので、今の信用情報機関の存在と同じ役割を果たすものです。


3:消費者金融業界の発展
日本国内で消費者金融業界が発展してくると、他の銀行系のカード会社や外資系ノンバンクや信販などが次々と消費者金融業会へ参入して来ました。
1967年には日本ダイナースクラブがクレジットカードによるキャッシングサービスを開始、1972年には銀行がカードローンを開始します。
また1977年にはアメリカ大手消費者金融企業、アプコ・ファイナンシャル・サービスによるサービスが開始され、その後も10社以上もの外資系企業が日本市場へと参入してきました。
こうした中で、消費者の意識の変化などもあり消費者金融市場は大きく成長していきます。

それまでの国内消費者金融会社の金利は平均で年91.25%~102.2%。今ではちょっと考えられない年利ですよね。


4:外資企業の撤退
それに比べると参入してきた外資系の消費者金融会社は平均年利48%と半分ほどの金利でした。
外資系の消費者金融会社との競争に打ち勝つために、日本の消費者金融会社も大幅に金利を下げます。
1982年の3月には国内の大手消費者金融会社は41.957%~49.932%にまで下げられました。
それでも今の法律でならば違法に当たる高利。昔はお金を借りることは非常に高かったことが分かります。


先ほど消費者金融業界に外資系の企業(議論があるようです)が多く参入してきたと書きましたが、今ではそれほど外資系の企業が日本国内で幅を利かせているわけではないことは多くの人が知っていると思います。

1977年にアブコという消費者金融企業が参入してきたのを皮切りに、1978年にはジャパン・ハワイ・ファイナンス、ハウスホールド、アイク信販などの企業が次々と参入してきて話題になります。
その後、日本の消費者金融企業との激しい顧客獲得競争を行っていたのですが、最近ではそれらの会社を知ることはほとんどないことはどうしてなのでしょうか?

実は1986年頃にはアイク以外の全ての企業が撤退してしまったのです。

理由はアメリカスタイルの与信・審査方法が日本では合わず、貸し倒れによる不良債権が増えた、日本に参入する時に金利規制を受けて利益が出なかった事などが要因と言われています。
それ以降1998年までは外資系企業は一件も参入してきませんでした。
今国内にある外資系の消費者金融会社といえば、ディックやユニマットレディスのCFJやアエルなどがありますが、どちらも事実上経営はしていません。

ですが、外資系消費者金融の参入により国内の消費者金融市場が成長したことには間違いないでしょう。


今では、主に国内の消費者金融業者の審査等は、インターネットでできるようです。http://www.card1616.com/cashing/を参考にしてみてください。

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